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官 有謀先生の足もみ魂を継承する「官足法究楽部」
官足法究楽部
〒150-0041東京都渋谷区神南
1-4-2-404
電話 03-6825-4005(平日9時~17時)
何をしても改善しなかった生まれつきのアトピー
神奈川県 松尾政枝先生 (67歳)

 ご家族で何度も官有謀先生に直接足をもんで頂いた経験のある大ベテランで、官足法究楽部認定講師の松尾政枝さん(67歳)が毎週ご自宅で行っている官足法講習会に伺い、参加者のM.Y.さん(47歳)にお話を伺いました。

Q どれくらいのアトピーでしたか?

M.Y.:

 母が言うには生まれた時からで、顔、腕、ひじ裏ひざ裏、耳、が酷かったです。
人と会って顔見られるのが嫌でした。でも会わなきゃいけない。
買い物とか行っても。相手は嫌だろうなと。痒くてタオルで擦る様な事もありましたから。後で赤くなって皮が剥けちゃうとわかってるんですけど痒くて顔を擦ってました。後が痛いんですよね。幸い夜は眠れました。でも、夫が言うにはいつもボリボリ掻きながら寝ていたそうです。


Q お薬は?

M.Y.:

 色々使いました。病院のや薬局のや、漢方、温泉行ったり、八戸や仙台のアトピーにいいって言われている病院にも行ったり、高価な薬を何年も飲んだり、色々試しても特に効果は無かったです。


Q 官足法を知ったきっかけは?

M.Y.:

 友人のH.K.さんから。その方もアトピーが良くなって、講習会にも来ています。今日は休んでいますけど。去年(平成19年)の8月初めにアトピーが官足法で治った事を聞いて、私も治るかもしれないと思って、9日から松尾先生の講習会に参加しました。それまでは足もみの事は知りませんでした。もみ方を教えて頂き、脚の裏側を流し上げて頂いたり。


松尾:

 H.K.さんが凄く早く良くなったから、その効果を見てから来てるからね。H.K.さんも紫だったもんね。顔ではなくて腕全部と、太もも辺りと、背中と。背中に薬を塗ってくれていたご主人が効果にビックリしてましたね。


※ H.K.さんからお手紙を頂きました。

 私はアトピー性皮膚炎で長年苦しんでいました。冬になると肌が乾燥し、かゆくてかゆくてかきむしり、かきこわして出血し、血だらけでした。
 
 特に腕はひじの内側、足はひざの後ろ、太もも、背中、おしりとかきむしっていました。足のスネは皮膚が紫色に変色し、いつもズボンをはいていましたが、スカートにストッキングだと必ず、どうしたのと聞かれるほど傷だらけでした。手も主婦湿疹でかゆくてヒビわれていました。

 皮膚科にもずいぶん通いました。鷺沼の方の皮膚科ではステロイドとワセリンを手のひらで半分ずつまぜて全身にぬるよう言われました。
 でもワセリンで希釈してもステロイドが弱くなるということはないと聞き、2年ほど通いましたが、夏には良くなっても冬にはまたかゆくなるの繰り返しで、長期間ステロイドを使うと免疫のバランスが崩れると聞き、ステロイドを使わないと言う元町の皮膚科に通いました。

 体質改善の注射をし、抗ヒスタミンの薬を飲み、モクタールというまっ黒でくさい軟膏をぬります。やはり夏に良くなって冬にはかゆくてかきむしるの繰り返しでした。

 官足法には平成18年6月に出会いました。それから月3~4回講習会を受けていますがその年の冬、多少かゆくても皮膚科へは行きませんでした。官足法だけで保湿剤などをつけなくてもかゆくてかゆくてかきむしるということがなくなったのです。暖まるとかゆくなり、お風呂に入ったり布団に入るとかゆくなり、夜中かゆくて目が覚めるということもなくなりました

 足の裏の反射区だけで背中や腕には何もしていないのにかゆみがとれたのです
 足首も汚れがたまって太かったのですが、少ししまって足の形が良くなったと、一緒に講習会で習っている方たちから言って頂けるのもうれしいです。
 本当に官足法には、そして松尾先生には感謝しています。(H.K.)


Q 松尾先生にもまれてどうでしたか?

M.Y.:

 飛び上がるほど、逃げたくなるほど本当に痛かったけど、良くなりたい一心で我慢しました。ふくらはぎから太ももの裏をしごかれた時は叫んでました。

 でも今まで色々やってきて全部ダメだったので、受け入れる気持ちは沢山ありました。やってみようという気持ちが。最初は凄く痛かったけど、どんどん慣れていったので、強く押せるようになり、嫌にはなりませんでした。


Q 良くなってると実感したのは?

M.Y.:

毎週皆さんとお会いしていて、顔が紫だったのが、違ってきたって言って頂いて。自分は毎日見てるのであまり感じなかったですけど。色が全然違うって。


松尾:

休まないように指導してるんです。血液は生き物だから。1回休めば2週間出来なくてまた汚れるから。


M.Y.:

もう3回目位から顔の色が変わったって。1ヶ月たたないですね


松尾:

 顔から首、太もも、背中にも全体的に出来てたね。紫か茶色か黒ずんで、にきびの酷いのみたいなボコボコがあって、いつもボリボリ掻いてたね。見ていたら悪いな、気の毒だなって位に。今はちょっと吹出物があるくらいですもんね。お化粧するぐらいになるのが楽しみなんですよ。初めから言ってたの。M.Y.さんきれいになるよ~アトピー取れたら。きれいな顔立ちだからって(笑)。最初は丸い顔だったのが頬やあごの辺りがス~っとしてきたしね。半年位でここまできれいになったのはこちらも嬉しいです。



Q 他に気をつけた事は?

M.Y.:

 食事は全く気にしてないです。せっけんとかはアトピー専用の物を使ったこともあるけど、今は全然気にしてません。普通の固形せっけんです。液体はヒリヒリしてくるので。シャンプーも市販の普通のです。でもちょっと高めのを使ってます。炭入りとか。



Q 自分でももんでいますか?

M.Y.:

最初に教えて頂いてから、家でもむのも楽しみです。


松尾:

毎週楽しくやっているからね。1週間ごとに良くなっていくから、講習会参加者の皆も励みになっています。


M.Y.:

棒をテーブルの上に置いておき、毎日もんでいます。夫ももんでくれって寝転んで足裏を出すんです。夫のウオノメが消えましたね。4~5日位で、毎日じゃないけど何日かおきに1回1時間位やって。家ではB棒とグリグリ棒と桐G棒を使っています。


松尾:

基本的にうちはその3本の棒で指導しています。B棒だけはいつも持っていなさいと。



Q 1時間で両足全体もんでウオノメが消えたんですか?

M.Y.:

ウオノメの周りだけ1時間(笑)。棒で周りから中心に向かってカーブをつけて強くかきながす様に。痛い痛いって言うので、ちょっとゆるくしたりして。我慢できる程度に。



Q どれくらいの大きさのウオノメ?

M.Y.:

 直径1.5cm位硬くなっていて、中に芯がポツンとあったんです。芯を押すと痛いので、直径4cm位の周囲から。それを1時間位もんで、4~5回で消えました。硬い所がどんどん柔らかくなって、芯は抜けたというより、自然に消えた感じです。松尾先生からこのやり方教えて頂いてやってみてと言われて。そのままやったら消えました。



Q 家でもむ時間帯は?

M.Y.:

適当です(笑)。テレビ見ながらとか、まとめてやるんではなくて、できる時に5分とか10分とか、それの積み重ねですね。細かく細かく。この時間は必ずやらなきゃ、ではなくて本当に適当にできる時に。



Q 早く良い効果が出た原因は何だと思いますか?

松尾:

M.Y.さんは足裏が柔らかかったから早かったと思います。足裏が硬い人はちょっと時間がかかる。


M.Y.:

あと、私はそんなに足が冷たくなかったらしいです。他の人は足が冷たいって言うんですけど。いつも家では裸足ですし。


松尾:

M.Y.さんはね、素直。もうこれはねホント素直っていうのはね、こ~んなに良い結果がでるかしらって思います。この素直さ、有難さ、感謝の気持ちというのがね、血液に響くのかしらね、っていうのが私の実感ですよ。精神的なものは大きいと思いますよ。でも反発する人はやっぱり遅い。まぁ結果が後はついてくるから。ここでは皆さんが結果出てるんですよ。おかげ様で。



Q 重点的にもむ反射区は?

M.Y.:

脳下垂体から副腎から・・。


松尾:

私はまず脳下垂体、副腎から指導しています。アトピーの方は特に副腎皮質ホルモンが重要ですから。そこを集中的にもみ、脾臓は強く強くと皆に指導します。アトピーだけじゃなく全部に。


取材日:2008年2月21日