2007年7月に車椅子で渋谷ルームに来られ、今も定期的に通っておられる、Aさん(38歳)に伺いました。
Q:足もみのきっかけは?
知人に紹介されて、3カ月位官足法の事を言われ続けたので半信半疑で渋谷官足法健康ルームに予約を入れました。
左足は痛みの感覚が無いので最初はわからなかったけど右足を揉まれた時に凄く痛かったです。10歳の時に
脊髄動静脈奇形になって(先天的とも言われるが9歳までは正常だった。)「脊髄の血管に溜まった血の塊を取らないと脳にまで行って死に至る。取るためには脊髄を傷つけるので半身不随になる。」という事を言われ、発症した時には麻痺が始まって尿が出なくなっていました。それ以上麻痺が上に行かないようにと手術をしました。リハビリもしましたが治らず「
両下肢障害」で左足は痛いとか熱いとか知覚も無くなってしまいました。 。
Q:施術の感想、反応は?
渋谷ルームに来て、行本先生の最初の言葉が「何でこんなに足が冷たいの。」というのがとても印象的で、今まで気にしていませんでしたが「あぁ私足が冷たいんだ。」と思って。
でも施術後は足が温かくなって、その後トイレで
尿の色にビックリしました。(施術直後の渋谷ルームのトイレと、帰宅後の自宅トイレ。)
でも「濃い色やにおいの尿が出るよ」と言われていたので凄いと思いました。最近は無いんですけどね、最初の1日だけでした。それで確かその日に次の予約を入れたと思います。
普段は手すりにつかまればゆっくり少しずつ歩けるのですが、自宅の階段は1段10cm位の低めの階段ですが、足を高く上げられずひっかかり、片手は手すりにつかまり、一歩ずつ片手で片足を持ち上げながらで上り下り大変だったんですね。
でも1回目の施術の後、
手を使わなくても足があがって楽にのぼれてまたビックリしましたね。足が柔らかくなったのかなって本当に不思議でしたね。でも何日かすると元に戻ってしまうというのを何ヶ月か繰り返しましたが、ローラーも購入し(2008年2月購入)実践していく内に
今はもう戻らず完璧に階段を引っかからずに上れるようになっています。
歩く練習で杖を使って夜に散歩をしますが、転倒が心配で母についてきてもらっていましたが、
足がスムーズに動くようになり足を引きずらなくなって転倒しなくなったので、一人で散歩できるようになりました。それだけでも私には凄い事です。
自分での足もみはローラーしかできませんが、この前
便秘の時はここだよってローラーの当て方を教えて頂いて、介護用の補助スタンドにつかまりながらそれをやると
次の日の朝、本当にスッキリするんですよ。快腸ですよ(笑)。これはビックリしました。闇雲にやっているとダメだけどそこを重点的にやるといいようです。座ったままだと力が入らないけど、つかまりながら立ってやるとグッと力が入るので凄く楽です。ローラーは便利ですね。痛いけど(笑)。
また、以前は毎日母に肩や背中を揉んでもらっていましたが、ここ(渋谷ルーム)に通うようになってから
肩こりや背中や腰の痛みが無くなりました。肩こりは頭痛がして吐き気がする程でしたから。歩けなくてもそれが無くなっただけでも凄い事です。
精神的に気が滅入る時があって落ち込む事が多いですが、ここに来て先生に揉んで頂くと凄く元気になります。来るのが嫌だなと思う日でも来ると身体がスッキリして気持ちが楽になるから、それは凄いなと思います。行本社長のオヤジギャグのおかげかもしれません(笑)。行本社長に会えない日はちょっと寂しいですね。
月に2回来ていますが私にはちょうど良い間隔です。官足法は本当に身体がスッキリするし、おしゃべりが楽しく気持ちも楽になるし、ここに来るとホッとしますよね。痛いけど(笑)。
背中の痛み、肩こり、便秘が解消して、歩けるようになってきて、完全に歩けるようになるとは全然思ってなかったけど、ここに来て「
もしかしたら歩けるようになるかもしれない」という希望が見えてきました。何年かかるかわからないけど
あきらめないで続けていく事が大事なのかなと思います。
最初は半信半疑で、「治したい」と思って来たわけではないけど、結果がそうなったから。落ち込んで精神的に嫌になったら絶対動けなかったけど、
辛い時があってもここに来ようと思えるのは、それだけ「身体が良くなる」とわかっているから頑張って来れます。元気でここに通える事が奇跡です。
左:母親のTさん 中央:行本会長 右:Aさん )