
(写真:2009年7月 渋谷官足法健康ルームにて。
試合で着用する官足法究楽部の刺繍入りトランクスです)
★官足法との出会い
ボクシング仲間が膝を痛めていて、その仲間のお父さんの所に出版の話で兵庫に行本社長が来られた時に僕もたまたまその場にいて、一緒に足をもんでもらいました。
その時僕は首が悪かったのですが、首の反射区を触られた瞬間に「これは悪い」って「グリッ」ともまれた瞬間激痛が走りました。何も言っていないのに凄いなと思いました。
その仲間のお父さんから官先生の本を頂いてずっと読んでいました。覚えた反射区をいろんな人に揉んだりして面白くなりました。高校を卒業してプロを目指して兵庫県から神奈川県に越してきて、行本社長が「遊びにおいで」と言って頂いてから土曜日に渋谷ルームに来るようになりました。
最初は「ハチ公前に来てくれ」と言われても、「ハチ公前がどこの前かわからないです」とか言っていました(笑)。
★ 実感した効果
渋谷での足もみの後に、ボクシングの練習(スパーリング)をすると、
体が特に肩と足の回りが良いです。
肩の重みが取れていると言うか、軽いと言うか。足の運びは全然違いますね。
それも思い切り強く揉まれた時ですよ。弱揉みだと「気持ちいい」で終わって練習の時の違いはあまり感じません。
それと5本指ソックスを履き始めて1年位で、普通の靴下は履けなくなりましたね。指がくっついてるのが気持ち悪くて。最初は指を分けて履くのが面倒でしたけど、1ヶ月もすると指を入れるのがどんだけ早くなるか(笑)。チャッチャッチャって。(笑)
普段も遊びに行くのも5本指。この前同窓会とかあっても僕だけ5本指。(笑)「ジジくせえなぁ」って。(笑)練習も試合もプロになってからは全部5本指ですね。違いはよくわからないですけど力が入るような気がしますね。普通の靴下で練習や試合をすれば違いがわかるかもしれないけど、そんなんしたくもないわ。(笑)
★2009/8/3の試合に備えて減量中
体重が85kgあったのをミドル級なので72.5kgまで落とさなきゃいけないのが、今(7/25)75kgです。今は朝はおにぎりを半分食べてヨーグルトを食べるとか。昼は残りの半分のおにぎりを食べます。
夜はおにぎり1個とみかんとキャベツですかね。生で。消化がよく胃腸にも良いそうです。練習前に板チョコ1枚(普通の長方形の板チョコ1枚)食べます。
高カロリーで糖分がとれるから体が動くんです。行本社長も言ってましたよね。飲み物は基本的に水ですね。お茶じゃなくて。後はサプリですね。鉄と亜鉛とカルシウムとか。

(写真:2009年8月3日 プロ3戦目 東日本新人王準々決勝
1R 1分16秒 KO勝ち直後に行本会長と一緒に)
★真似てはならないボクサーの減量
(※試合翌日(2009/8/4)に、きつかった減量の裏話を伺いました。)
計量前日に練習で頑張りすぎて500gマイナスになったのでトレーナーに「大丈夫だから食べろ。寝たら落ちるから」と言われて、食べたくなかったのに食べて、帰って体重を量ったら、「あ!増やしすぎた!」って。
8/2の計量当日の午前で、目標72.5kgが73.1kg(600gオーバー)。銭湯に行って風呂に浸かってサウナに2回連続で入りました。
3分入ってもう1回3分入ろうと思っても、汗が出ていない状態だから、肌が熱くなっていてそのまま入ったら、サウナの熱風でイタ熱いんですよ。2分くらいで出て体重を量ったら100gも落ちていないんですよ。
寮の2階がサブのジムみたいな所で、マットで囲って小屋を作って上からビニールをかぶせて重ね着してその中でじっとしていたんです。自分の熱で汗を出すために。体重計に乗っても250g位しか落ちていなくて、300gオーバー位でした。それが午前11時。
計量が2時だからこのままじっとしていれば大丈夫と言われましたけど、夜の8時から朝の8時までで400gしか落ちていないので2時までの3時間で300gは無理じゃないですか。だから程よい温度の半身浴に30分間入っていました。そうしたら72.5kgのリミットギリギリまで落ちたので、そのまま計量に行きました。
計量会場でいきなりお腹が痛くなってトイレに行って、200gマイナスになって。「なんでここで出んねん!」て(笑)。
本当のダイエットは水を沢山飲んだ方が良いそうですよ。1日の摂取カロリーを2,500kcal以下にして水を良くとって代謝を良くして程よい運動らしいですよ。
でもボクサーは短期間で落としますからね。最終的には水分を抑えるから。
良くわからないですけど聞いた話では、普通の人は入ったものは汗とかで出すけど、僕らみたいにしぼっている人は体に蓄えようとするらしいです。守ろうとして。本当かどうかわからないですけど。
僕らも減量中に「たまには高カロリーのものを体に入れろ」と言われます。3日に1回でも。じゃないと体重が落ちなくなるんですよ。体が守ろうとして。高カロリーのものがたまに入ると、体が安心していつもどおりに体重が落ちるようになるんです。僕らはカロリーではなくグラムで計算して体重を落としますから。でもボクサーの減量は一時的なものだから普通の人は体を壊すと思いますよ。
そういうわけで自分でもあまり足を揉めなかったし、ここにも土曜日に来れなかったから、それが不安でしたね。それと8ヵ月半位長いこと試合していなかったし、「こんな所で負けてられへん」というプレッシャーがありましたね。今年で終わりですからね新人王は。